昨日、朝ふとネットニュースを見たらトップニュースに柔道家の古賀稔彦さんが亡くなったって文字を見て一瞬間が空いて「え~」って。
当たり前だけど毎年有名人も相当数亡くなってる訳だけど、正直芸能人の訃報に関して特に何も思うことはありません。
立派な芸があって人として魅力的な人は別としてね。

自分がスポーツ好き、アスリートを尊敬しているということも有るし格闘技系はスポーツの中でも上位に好きな競技でしかも五輪の金メダリストだから古賀さんは特別だよ。
男は誰でも強い男は好きだからね。

歳は僕より少し下だから古賀さんの現役時代はほぼ見てるし、大怪我を負いながら金メダルを獲った瞬間もTVで視たしその時の裏側をTVで放送してたのも視てました。
あの時って怪我してからは車椅子だったのに畳の上だけ立っていたんでしょ?
しかも試合もしてさあ。
僕みたいな凡人でろくでもない人間が簡単に「凄い」なんて言葉で表しちゃいけないよね。
膝の靭帯の怪我なんて素人考えでもまず立てないでしょって思うし、歩くことも勿論、柔道なんてとんでもないことだもんね。で、金メダルでしょ?
自分自身の為、柔道界の為ってのは当たり前だけど、怪我の原因になってしまった時の相手である吉田秀彦さんの為って思いが一番強かったのかも知れないね。
吉田さんは古賀さんの金メダルは自分のメダルより嬉しいとコメントしてたけど、それと同時に本当に救われた思いだっただろうね。
この時古賀さんが金メダル獲れなきゃ帰国してからかなり酷い目に遭ってたよね?
当時から今のように誹謗中傷や心無い言葉を浴びせる奴らは沢山居たからね。
家の電話にも掛けてくるって言うしそれで吉田さんのその後の柔道や人生が変わってたかも知れないもんなあ。

感動させる為に作ったフィクションなんて足元の爪の欠片にも及ばない感動や夢や勇気をスポーツは与えてくれるから堪らんのよ!だから純粋に五輪の競技自体は視たいしやっぱり大好きだよスポーツは。

昨日から古賀さんに関する関係者のコメント読みまくってるけど、どれを読んでも泣けちゃってね。
特に、お母さんのコメントは泣けたよさすがに。
お母さんに病気のことを伝えてなかった気持ちも理解できるし、近い人にしか伝えてなくて全く公にもしてなかったっていうのは、僕が勝手に想像してる古賀さんらしさかなと思ったよ。
周りに心配させたり気を遣わせたくない思いもあっただろうけど、格闘家が弱っていく自分の体を人に見せるなんてやっぱり出来ないよ。
僕だってもし癌になったら誰にも伝えないし誰にも会いたくない思いは有るからね。

僕の古賀さんに対するイメージは、金メダリストとか強いというのは別として人格者ってイメージが凄く強いかな。
現役時代にも色々人間的な素晴らしさの話を聞いたこと有るけど、指導者になってから何回かTVの番組で子供たちに教えている姿や息子さんたちと出てる番組を視たことがあって、その時の姿が凄く印象的でね。
まず素晴らしいのは子供と同じ目線で教えてたことだなあ。
これはスポーツに限らず人に何か教える時の基本だと思うんだよね。
駄目な指導者は必ず上から目線だもん。
古賀さんは全くそんな部分は感じられなくて、きっと自分が五輪の金メダリストなんてことを忘れて子供たちには教えていたんじゃないかな。
子供たちに教えるのに金メダリストの肩書なんて必要無いみたいなね。
練習風景もとにかく楽しくやらせよう楽しんで柔道をやってもらおうって雰囲気で、笑顔も絶やさないし子供たちと一緒に楽しんでいたと思うな。
古賀さんも世間じゃ立派なおじさんだから、それなりのつまらない話もしてたけどさ(笑)
楽しむし笑顔が一杯だけど、柔道の指導は超一流のことを教えてくれるわけでしょ?
そりゃ子供たちにとっちゃこれ以上のことはないよ。
古賀さんは自分にめちゃめちゃ厳しい人だと思うし柔道のことになれば厳しい指導もされたと思うけど基本的には優しさいっぱいだよ。
会ったこと無くても話したこと無くても人間性って良くも悪くも隠せない部分があるし伝わってくるから。
本当に強い男は優しさも一級品だよね!

ただ古賀さんレベルの人が亡くなった時に全く縁もゆかりもない芸能人のコメントを記事にするのは止めてよね。一気に古賀稔彦という人が安っぽくなっちゃうから。

暫くは古賀さんに関するエピソードも目にすると思うけど、読みまくってまた泣くよ(笑)

ではまた。